LinuxでASP.NET 5を使ってみた (導入編03)

LinuxでASP.NET 5をやってみようと思ったときのメモです。(導入編)

いよいよ、.NETの環境を構築していきます。

前回、苦戦するも無事にUbuntuのインストールを行うことができました。


003002_起動

今回は、ターミナルから色々必要なもののインストールを行っていきます。

まずは、Alt+F2キーで検索画面を呼び出して「gnome-terminal」と入力。

Windowsのコマンドプロンプトみたいなアイコンをクリック。


004001_インストール(2)

すると、ターミナルが起動します。


004002_インストール(2)

※ここから先は、GettingStartedDeb.mbに記載されている内容に沿って

操作を行うので、最新版の内容に従って操作を行ってください。

.NETをインストールするには、

Mono Projectなるモノが必要らしいので、インストールします。

最初に、以下のコマンドをコピペして、公開キーを要求します。

 sudo apt-key adv –keyserver keyserver.ubuntu.com –recv-keys 3FA7E0328081BFF6A14DA29AA6A19B38D3D831EF




004003_インストール(2)

次に、以下のコマンドで必要なリポジトリを追加します。

 echo “deb http://download.mono-project.com/repo/debian wheezy main” | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/mono-xamarin.list


echo “deb http://download.mono-project.com/repo/debian wheezy-apache24-compat main” | sudo tee  -a 
/etc/apt/sources.list.d/mono-xamarin.list

 追加したリポジトリを元に、パッケージのインデックス情報を更新します。

 sudo apt-get update

インストールを行います。

 sudo apt-get install mono-complete


004005_インストール(2)

(ところで、sudoってどう読むんでしょう? 須藤さん?)

libuvをインストールします。

 sudo apt-get install automake libtool curl

curl -ssl https://github.com/libuv/libuv/archive/v1.4.2.tar.gz | sudo tar zxfv – -C /usr/local/src

cd /usr/local/src/libuv-1.4.2
 sudo sh autogen.sh

sudo ./configure

 sudo make
 sudo make install
 sudo rm -rf /usr/local/src/libuv-1.4.2 && cd ~/

sudo ldconfig


-=-=-=-= 分岐 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

※もし、上のコマンドの2行目でエラーになっちゃった場合。

1.

Firefoxで https://github.com/libuv/libuv/archive/v1.4.2.tar.gz にアクセスして

ファイルをダウンロードしてきます。

2.

ファイルをダブルクリックで開いて、「展開」ボタンでファイルを展開します。


004101_補足

3.

次に、展開したファイルを次のコマンドで移動してあげます。

mv /home/(ユーザ名)/ダウンロード/libuv-1.4.2 /usr/local/src/

4.

以下のコマンドをたたいてあげます。

  cd /usr/local/src/libuv-1.4.2
  
sudo sh autogen.sh
  sudo ./configure

  sudo make
  sudo make install

  sudo rm -rf /usr/local/src/libuv-1.4.2 && cd ~/
  sudo ldconfig

-=-=-=-= 分岐ココマデ -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

次に、DNVMをインストールします。

 curl -ssl https://raw.githubusercontent.com/aspnet/Home/dev/dnvminstall.sh | DNX_BRANCH=dev sh && source ~/.dnx/dnvm/dnvm.sh

次に、Nuget.configを作成します。

 sudo nano ~/.config/NuGet/NuGet.config

エディタが開きますので、NuGet.configの内容を入力します。

保存するときは、Crtl+Xを押して、yキーで保存を入力します。

保存先のパスを聞かれますが、そのままEnterキーで大丈夫です。


004006_インストール(2)

最後に、アップグレードを呼び出して、正常にインストール出来てることを

確認しましょう。

 dnvm upgrade


004007_インストール(2)

あとは、ソースフォルダにcdコマンドで移動した状態で

  コンソールApp: dnx . run

webアプリ: dnx . kestrel

※URLは http://localhost:5004 で開くことが出来ます。

を、それぞれ呼び出してあげます。

Ref. サンプルソースは、GitHubのsamplesにあります。

## 2015/06/23更新###
(これで導入完了みたいなのですが、Webを起動するとエラーになってしまうので、調査中です)

 画像はコンソールAppを起動したときのものです。

 000100001

サンプルファイルがあるフォルダを開いた状態で
dnu restorednvm upgrade を叩いたところ、正常に動きました!

000100002

次回は、ASP.NETのサンプルを作っていければいいなぁ…