2018年7月12日にグランフロント大阪で開催された
Ansible Night for Osaka 2018.07にブロガー枠で参加してきました!
Ref. Ansible Night for Osaka 2018.07 〜始めてみよう、Ansible!〜 / connpass
ブロガー枠での参加では、ノベルティのプレゼントがあり、今回はタンブラーを頂きました。
家で使いたいと思います。
「Automation for Everyone」 Red Hat 平田千浩さん
Infrastructure as Codeの説明から始まり、運用管理自動化の課題と実現ポイント、
従来ツールの課題、キーワードについての説明がありました。
また、Ansible TowerとAWXの紹介と、事例紹介がありました。
中でも事例紹介のイギリス陸軍によるプログラマでなくても
Ansibleによる運用ができる点や、NASAによるAnsible Towerを
監視業務に流用する事例紹介は本当になんでもできるんだなと
改めて感じさせる内容でした。
「自動化は必然、エージェントレスなAnsibleによるBIG-IP構成管理」 F5ネットワークス 伊藤悠紀夫さん
Ref. スライド資料
スーパー銭湯通の方でした。
前の情シス部門でよくF5の導入漫画を読んでました。
主にAnsibleとF5のツールを用いた自動化のデモ紹介や
DevOpsをDevOpsSecに発展させてAnsibleによる
セキュリティ作業も自動化できることなどの発表がありました。
また、Ansible x F5の無料ライセンスもあり
F5 Super-NetOps Containerと呼ばれる検証環境のコンテナを
使うことで簡単に検証できることも紹介されました。
「チームでAnsibleを共有・活用するコツ ~Linux/Zabbix/AWS への適応事例と合わせて~」 ユニアデックス 大石直樹さん
Ref. スライド資料
Ref. issi176/ansible-demo / GitHub
Ansibleをチームで活用するために3段階に分けて
それぞれゴール設定を設けたチーム活用に持っていく方法の紹介がありました。
Git導入などの他の導入でも使える考え方だと感じました。
また、最後にアレクサを使って自動構築するデモが行われたのですが、
残念ながらアレクサさんはインターネット環境に接続できず
デモは動画に限るという名言を残されました。
「Software Defined Network」 咲楽屋 重兼さん
Ansible対応のインフラ機器メーカーが増えている中、
Ansible Readyじゃない機器を制御したい!!
IP未設定状態から設定したい!!
という熱い野望が語られた濃い時間でした…
「Ansibleやらかし話」 m.shikaさん
Ansibleでやらかした話ということで、
hostsに書いたところに流れなかった
import_playbook
LDAPモジュールのバグ
と言った、初心者が躓く事例紹介でした。
今回はhostsに書いたところに流れなかった話ということで、
[001:080]という範囲指定で実行したところ001が実行されなかった
やらかした話でした。
inventoryで範囲指定を使うのはokなのですが、
playbookのhostsに範囲指定を使うのは仕様で解釈が異なるということでした。
「AWSエンジニアだから今風のナウい感じに(ry」 サーバーワークス 岩本さん
うさぎはかわいい。岩本さんのお話でした。
git pushだけでAnsibleを実行する事例紹介で
手元の端末にAnsibleをインストールは不要になるので
誰でもメモ帳とGitでAnsibleを実行できるということでした。
まとめ
わさびちゃんはかわいい(うさぎ)
「 Ansible Vault 」 @curry9999 さん
だいすきなのは「win_hostname」。curry9999さんのお話でした。
Ansible Vaultを使って機密情報の内容保護やアクセス制御ができることについて
紹介がありました。
ところでAnsible Vaultは、cryptographyで早くなるらしいですよ、奥さん!
最後に
Ansible勉強会では、もくもく会のほか、Ansible Night、
Ansible飯などの開催を行っています。
他にもコミュニティメンターという人材育成などにも
取り組んでいるということでした。
今後、関西でもAnsibleの勉強会が発展して
東西のキワモノ紹介とかが行われると良いなと感じました。
更新履歴
- 公開されたスライド資料を追加しました。(自動化は必然、エージェントレスなAnsibleによるBIG-IP構成管理)